会長挨拶
第37回日本呼吸療法医学会学術集会
会長 橋本 悟（京都府立医科大学附属病院集中治療部）
第37 回の本学会学術集会を平成27年7月17日（金）、18 （土）に京都市で開催させていただきます。会員諸氏のご期待に沿えるように鋭意準備を進めておりますので皆様方の多数の参加をお待ちしております。
さて今回、学術集会のテーマを「やすらかな呼吸を求めて」とさせていただきました。今回のテーマは言うまでもなく人工呼吸を行わねばならない方々に対して侵襲をいかに軽減できるかを念頭においたものです。昨年の学術集会会長、多治見公高先生は学会の使命を学術の発展を図り、社会に貢献すると述べられました。安らかな呼吸を患者の皆様に供給するということはまさしくこの使命を全うすることに相違ないと私は確信しております。
今回も医師、看護師、臨床工学技士、理学療法士と多方面からチーム医療を目指した演題を300近く応募いただきました。その他、学術委員に任命させていただいた皆様のお力添えを得て、魅力あるシンポジウム、教育講演等を企画することができました。
また前回の秋田に引き続き医工連携セッションを開催いたします。大阪商工会議所、近畿経産局、京都府などのご協力を得て関西の中小企業のニッチな技術を御紹介できるかと存じます。このようなシーズが我々医療者のニーズと結びつき、誰も考え得なかったアイデアがピックアップされて素晴らしい成果に結びつけばと期待するところであります。ぜひ皆様も中小企業の皆様の出展されるブースへ立ち寄り、よきアイデアを出していただければと存じます。アイデアについては本学会のホームページにても広く募集しております。
学術集会前日は祇園祭の宵山、そして初日の7月17日は午前9時から山鉾巡行が予定されています。もしご興味がおありであればまたとない機会ですので、祇園祭も同時にお楽しみ下さい。山鉾巡行は街中で開催されますが、午前10時過ぎに地下鉄にお乗りいただければ、悠々学術集会開始に間に合います。
また、この時期は猛暑が予想されます。どうか皆様クールビズにてご来場下さい。ホテル予約については相当数の部屋を用意しておりますので、ぜひ事前登録をすませていただいたうえ、学会HPより予約してくださいますようご案内申し上げます。
